2015.6.27のPlaylist (担当sora)
2015.6.27 部室企画37期sora
昨年の自分のPlaylistを載せます。意外と売れた曲が多いですが趣味全開でロック一色ですね。普段の企画でこれほどロックに偏った選曲がなされることはまれです。部室企画ではもっとポップよりのものや、R&B、ヒップホップ、EDMなどいろんなジャンルの洋楽が流れています。(sora)
- Ocean Colour Scene – Hundred Mile High City (1997)
オアシスの3rdを蹴落とし全英1位を獲得したアルバムの冒頭曲にして全英4位を獲得した彼らの代表曲。これぞロックンロールと叫びたくなるような躍動感あるバンドサウンドの中に、60年代から続くUKロックのエッセンスが詰め込まれています。
- Paul Weller – Peacock Suit (1997)
前曲のOCSの師匠ともいえる存在であるモッドファーザーことウェラー師匠の代表曲。全英5位(収録アルバムは2位)。ギターが漢気に満ちている。今なお現役でクール。理想的な取り方ですねえ。
- Paul McCartney – Young Boy (1997)
熱い漢気ギターロックが続いたので、ここでちょっと涼しく爽やかに。サー ポールは本当にメロディーが素晴らしいですね。この曲はドラムもポール!
- Oasis – Stand by Me (1997)
3rdより全英2位のシングルを。リアムの声はこの頃が絶頂ですね。泣ける。まずい、ここまで全部97年の曲だ…
- The Beatles – Here, There and Everywhere (1966)
美しい。美しすぎる。ビーチボーイズに触発されポールが書いたラブソングでポール自身もお気に入り。
- Ride – Vapour Trail (1990)
後にオアシスのベーシストとなるアンディ・ベルが在籍していたバンドで、この曲を書いたのも歌っているのも彼です。君は、何処までも青い空を突き抜ける真っ白な飛行機雲。それは僕の前からいつしか消えてしまう存在。繊細で切ない恋を歌う青春ロック。
- The View – Superstar Tradesman (2007)
全英1位をとった1stアルバムから。スコットランドのバンド。これまた青春って感じの清々しいロックナンバー。リバティーンズをより爽やかにポップにしたサウンドで、当時はノエルもオアシスくらいビッグになるかもとか言っていたらしい。
- Guided by Voices – Tractor Rape Chain (1994)
ついにアメリカのバンドです!!インディーズでローファイ。非常に多作のためフォローしきれないことで有名らしい。Rapeはアブラナという意味で、トラクターが残したアブラナ畑の二本のタイヤ跡を、結局うまくいかずに縮まらなかった二人の関係の比喩として歌っている。切ない。
- Small Faces – I’m Only Dreaming (1967)
英国でしか成功せず、活動期間も短くてあまり有名ではないけど、ロックを作ったのがビートルズだとしたら、UKロックを作ったのはキンクスと彼らだと個人的に思います。音楽もルックスも若者の物語としても、すべてが最高にカッコよくて、美しい儚さをもったバンドでした。ツェッペリン、ピストルズ、ウェラー師匠、ライド、オアシス・・・実はどのバンドも何かしら影響を受けていたり。。。
- The Action – Something to Say (1968)
全然人気を得られず、アルバムを1枚もリリース出来なかったバンドが残した渾身のデモより。バラードでなくても、いつもUKロックはなぜかこうもどこか切ない雰囲気をもっている。そんなUKロックの魅力を体現する一曲。
- The Who – My Generation (1965)
老いる前に死にたい!!70歳を過ぎても彼らはそう歌い続ける。
- The Zombies – This Will Be Our Year (1968)
この曲が収録されたアルバムは当時まったく売れなかったにもかかわらず、幻想的で美しい世界観が再評価され、現在は60年代の名盤として知られています。
- David Lewis – Everlasting Love (1970)
Andwellaという超マイナーバンドのフロントマンによる超マイナーなソロアルバムより。レコードは超高値で取引されるらしい…大人な雰囲気の渋いバラード。
- Babyshambles – Nothing Comes to Nothing (2013)
前曲から一転明るく!リバティーンズだったピートドハーティーのバンドです
- Noel Gallagher’s High Flying Birds – You Know We Can’t Go Back (2015)
とうとうめっちゃ最近の曲が!!兄貴!!!
- Travis – Writing to Reach You (1999)
この曲はオアシスのワンダーウォールのコード進行を拝借しているんですが、ノエルも評価した名曲。プロデューサーはレディヘと同じで収録アルバムは全英1位。切ない歌詞を含めてこの曲が大好きです。
- Bill Ryder-Jones – You’re Getting Like Your Sister (2013)
一応Q誌の2013年の年間ベスト8位に選ばれたアルバムからの一曲。
- The Verve – The Drugs Don’t Work (1997)
また97年
- The Minders – Hooray for Tuesday (1998)
アメリカのインディーズバンド。キンクスやビートルズのような60年代っぽい曲です。
- The Rolling Stones – Tumbling Dice (1972)
40年も前の曲なんですね!いまだに現役なんてやっぱりストーンズは素晴らしい!
- Faces – Stay with Me (1971)
Small Facesはメンバーが変わって世界一酒量の多いバンドFacesになりました。ロッド・スチュワ-トがボーカルになったんですね。
- The Byrds – Eight Miles High (1966)
米フォークロックの代表格バーズによるサイケ黎明期のナンバー。
- Pavement – Spit on a Stranger (1999)
ローファイを語るうえで最重要のバンドのひとつ。後のロックに与えた影響は計り知れない。この曲はレディヘのプロデューサーを迎えて制作されたラストアルバムより。もはやサウンドはローファイではないが、ジャンルの枠を超えた普遍性をもった名曲。
- The La’s – There She Goes (1990)
アルバムは、レコード会社により不本意にリリースされた1枚のみしか残していないが、オアシスにも影響を与えたバンドで、評価も非常に高い。いつだかロンハーのBGMで流れてました。
- Blur – Beetlebum (1997)
オアシスとともにブリットポップムーブメントを支えた彼らが、脱ブリットポップを図った5作目より。いわく「ブリットポップは死んだ」。全英1位。名曲ですね。97年!
- The Kinks – Strangers (1970)
オアシスと同様兄弟仲の悪さで知られるキンクス。僕は兄ちゃんレイの方が好きですが、弟デイブによるこの曲もやはり名曲。
- Teenage Fanclub – I Don’t Want Control of You (1997)
再び一転明るく!彼らはパワーポップの代表格でスコットランドのバンド。歌詞が甘すぎる幸せいっぱいのラブソング。曲調ですでにそんな感じの曲だってわかりますね。
- The Zutons – Valerie (2006)
エイミー・ワインハウスがカバーした曲
- The Charlatans – How High (1997)
全英1位のアルバムより全英6位のシングルを。時代が時代なのでほぼOasis。
- Arctic Monkeys – I Bet You Look Good on the Dance Floor (2006)
悪問。(書きつかれた……)
- The Beach Boys – God Only Knows (1966)
序盤に入れたビートルズのナンバーはこの曲に触発されて書かれたもの。ポールが絶賛し、ブライアン・ウィルソン自身が自画自賛する通り本当に美しくて素晴らしい。間違いなく彼らの最高傑作。
- The Libertines – Don’t Look Back into the Sun (2004)
ロックンロールリバイバルというムーブメントから10年たった今もピートとカールの愛憎まじる友情物語は我々をひきつけてやまない。ドンルクと紛らわしいタイトルだけど、これも大好きな曲。正しい音のはずし方を知っている。ロックンロールの夢物語を体現して見せたバンドは今のところ彼らが最後という感じが個人的にはしています。
- The Pastels – Leaving This Island (1997)
へたうま。インディーらしくて、いい味だしてます。これまた97年…。
- Gorky’s Zygotic Monkeys – Face Like Summer (2000)
マイナーなバンドだけど本当に大好きすぎて、最後に持ってきてしまいました。ウェールズ出身ということもあってか、妖精のように、キュートだけどどこかへんてこりんな空気も秘めたバンド。変態サイケフォーク、毒キノコサイケとも形容される初期のサウンドから一転、後期は唯美的な作品を多く残しました。この曲も恐ろしいまでに美しい。夏の幻想の終わりとか、青春の終わりを歌っているのかな。
And I Know That’s Where It Begins…
初々しい選曲でした。
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