2016年 年間投票 ALBUM部門

ビルボード研究会では、毎年2月か3月に、前年に出た曲、アルバムやアーティストの人気投票を行っています。ここでは、2017年2月に行われた投票(つまり、2016年の曲やアルバム、アーティストの人気投票)の結果を公開します!コメントは38期企画長によるものです(適当に読み流してください)。

今回はALBUM部門の結果です。

SINGLE部門はこちら

ARTIST部門はこちら

 

30. The Last Shadow Puppets – Everything You’ve Come to Respect 139.79pts

29. Adele – 25 139.79pts

28. Travis – Everything At Once 155.44pts

27. Nada Surf – You Know Who You Are 168.87pts

26. Bon Iver – 22, A Million 174.56pts

25. Miranda Lambert – The Weight of These Wings 174.66pts

24. The Lumineers – Cleopatra 176.07pts

23. Fifth Harmony – 7/27 178.47pts

22. Charlie Puth – Nine Track Mind 185.51pts

21. The Strokes – Future Present Past EP 187.96pts

30 位、2016 年 4 月に初来日公演があったらしいですが、ビル研の企画では一度、前作の曲が流されてい ます。
29 位、昨年の集計対象と思っていたんですが… 昨年の年間投票の ALBUM 部門 10 位です。
28 位、私でも”Why Does It Always Rain on Me?”ぐらいは聴いたことがある Travis。今回も”Magnificent Time”は聴いたことがありました!聴くとしたらラジオで流れている時だと思うので、それだけラジオで流れやすいことが分かります。と思ったら”Radio Song”という曲が収録されていました。
27 位、 US インディー・シーンの良心らしいです。
26 位、ビル研内での、というより投票者内での Alternativeの強さを感じさせられる。宗教的。
25 位、Country から唯一ランクインした Miranda Lambert。離婚して感情的に溢れるものがあったのか2枚組となっています。
24 位、温かいフォークロック。MV が一つのストーリーになっているので全部見ることをお勧めします。今年 4 月に来日公演があります。
23 位、各楽曲のポップ性は高いんですが何か物足りない気がします。
22 位、Bruno Mars に匹敵する作曲センスがあると思うんですが、ある程度曲に制限があったという条件で作られたという彼の一作目と比べても物足りないというか曲調が同じすぎる気がします。
21 位、未来現在過去。ストリーミングの時代なのでアルバムより EP を出す場合が今後増えてもおかしくないと思うんですがそもそも EP にすらならず曲単位になっていくのでしょうか。

 

20. Drake – Views 188.87pts

Drake の 3 年ぶり、4 枚目のスタジオアルバム。

 

19. Underworld – Barbara Barbara, We Face A Shining Future 189.31pts

この人たちは EDM との対立軸で語るべきではないというか、そういうのとは関係ないんですよね。ダン スミュージックというのはこうあるべきだと思わされる。

 

18. Alicia Keys – Here 191.36pts

”The Gospel”の冒頭の声が受け入れられない。”She Don’t Really Care 1 Luv”はカフェで流したくなる感 じで良かったです。

 

17. Bastille – Wild World 193.87pts

イギリスのバンド、Bastille の 2 枚目のスタジオアルバム。歌詞の内容が暗くても温かく迎えてくれるよ うな包容力がある。

 

16. Norah Jones – Day Breaks 194.22pts

原点回帰でピアノで弾き語り。誰も勝てない安定感。

 

15. Ariana Grande – Dangerous Woman 198.14pts

元々は”Moonlight”というタイトルになる予定だった 2 年振り 3 枚目のフルアルバム。安っぽくなりすぎ ないポップをやっている印象。それが可能なのは彼女の声質や歌唱力によるものが大きいと思います。

 

14. Weezer – Weezer (White Album) 203.94pts

ロックしてるなあという感じ。全然知らないと思ったら、”L.A. Girlz”は(多分ラジオでだと思いますが) 聴いたことがありました。ラジオ万歳。(おそらくinterfmだと思います)

 

13. Solange – A Seat at the Table 216.83pts

美。

 

12. Sia – This Is Acting 235.07pts

ちょっと理由があって出荷できなくなった訳あり規格外品を使った料理みたいなものでしょうか。(出し直す前の方のアルバムは)終盤が?な感じですが。

 

11. The Rolling Stones – Blue & Lonesome 243.74pts

構想 50 年、製作日数 3 日。

 

10. The 1975 – I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful yet So Unaware of It 244.05pts

クリス・ペプラー氏はブレイク前の Coldplay と同じ空気を感じると言っていましたが、確かに Coldplay に匹敵するレベルになってもおかしくないと感じさせるような 期待感があります。

 

9. James Blake – The Colour in Anything 262.78pts

エレクトロであり、ダンスであるが EDM ではない。霧がかかったダンスミュージック、MDM(Mist Dance Music)。序盤のトラックの不快な音に驚いた。

 

8. Bruno Mars – 24K Magic 279.66pts

砂糖を盛りに盛ったようなアルバム。聴いていると甘ったるくなってくる。”Uptown Funk!”の流れでそのままというのは分かるんですが、せっかくメロディセンスがあるのにもったいない感じがしてしまいます。

 

7. Beyonce – Lemonade 295.70pts

「ビヨンセ史上、最もパーソナルでセンセーショナル、そしてエモーショナル。」という韻を踏んでくるキャッチコピーの本作。夫の浮気に激怒してバットを振り回すなど女性の感情の動きを描きつついわゆる人種差別問題にも触れています。完成度が高いとは思うんですが、パーソナルである以上「あなたたちの夫婦関係に関しては興味ないです」と言ってしまうとそれまでなんでしょうか。もちろん重要な問題ではありますし黒人女性としての主張と受け止めることはできますが。

 

6. Rihanna – ANTI 296.69pts

しばらく毎年アルバムを出していた Rihanna にとって、約 3 年ぶりと今までで最もリリース間隔が空いた上、Adele の影響で数ヶ月リリースを延期せざるを得なくなったと思われる 8 枚目のアルバム。その分楽曲は非常に作りこまれており、また特にシングル曲からは様々な声を使い分けるボーカル力が感じられます。

 

5. A Tribe Called Quest – We Got It from Here… Thank You 4 Your Service 301.62pts

メンバーの死を経てリリース。Hip-Hop とは何かを教えてくれる。ザ・ヒップホップ。

 

4. Lady Gaga – Joanne 384.12pts

「ガガ、人間回帰。」というキャッチフレーズの 3 年ぶり、4 枚目のスタジオアルバム。今まで人間ではなかったわけでは決してないと思いますが、奇抜さから方向転換を図った作品となっています。声を聴かせる、より電飾抑え目な楽曲になっています。Lady Gaga, Rihanna, Beyonce はパーソナルな方向に向かったアルバムという意味で共通している気がします。

 

3. Red Hot Chili Peppers – The Getaway 443.55pts

年を経るごとにだんだん落ち着いてきている気がする Red Hot Chili Peppers。味のある渋さが出てきました。

 

2. David Bowie – ⋆ 444.37pts

遺作となった。サウンド的には Jazz 要素が感じられ、実験的とも言える。

 

1. Radiohead – A Moon Shaped Pool 615.09pts

ロック強し。ビル研内の Radiohead 人気を反映して断トツとなりました。一部の曲を除くと落ち着いた曲が多い印象。陰鬱さはあるのですが控えめで、むしろ眠気を誘ってきます。シングル曲にだけ耳に不快な音を入れているような気さえしてしまいます(Burn the Witch、Daydreaming)。

 

ALBUM 部門は SINGLE 部門とはガラリと変わり、ロック色の強い結果となりました。投票した人にどういうジャンルが好きな人が多いかという問題もありますが、ポップアルバムという観点では 2016 年はあまり良い年ではなかった気がします。一昨年は Taylor Swift”1989”、Ed Sheeran”X”、Ariana Grande”My Everything”がトップ 3 で 10 位以内が全てポップ系のアルバムでしたし、昨年も 3 位に ZEDD”True Colors”、5 位に Justin Bieber”Purpose”が入るなどしていたので少し物足りないです。

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