2018年も洋楽を楽しみたい!(担当:sora)

2018.2.3 部室企画37期 sora

2018年も洋楽を楽しみたい!

 2017年の洋楽シーンは、差別や分断、#MeToo運動など、音楽と社会との関わりが重要な意味を持った1年だったのではないでしょうか。今年のグラミー賞も、女性アーティストやヒップホップへの態度を巡って、時代遅れな体質が問題になっていますね。
そんな暗い話はほどほどにしまして、今年2018年はまだまだ始まったばかりかもしれませんが、すでに良い音楽がたくさん登場しています!そこで今回は自分の趣味の範囲ながら2018年を楽しむためのプレイリストを作ってみました。これを聴けば2018年を先取りして味わえる!?

こちらのプレイリストでは今後も2018年のおすすめ曲を随時更新します!

まずは2017年の復習を何となくしておきましょう!
1. Hinds – Caribbean Moon
スペインの4人組ガールズ・バンド。今年セカンド・アルバムをリリース予定で、先日、新曲New For Youも公開に。昨年公開された本曲は新作には未収録。プログレ・バンドSoft Machineのメンバーとして有名なKevin Ayersの1973年のシングルのカヴァー。2018年の今を生きる皆さま、どうかKevin Ayersの名前を忘れないで。それにしても「おかあさんといっしょ」に出てきそうな曲。

2. Pixx – Waterslides
4ADの若手アーティスト。エレクトロな要素を取り入れつつ洗練されたクールなサウンド。StereolabやBroadcastに通じる音楽性。

3. Algiers – The Underside of Power
ゴスペルとポストパンクの融合と言われているらしい。ヴォーカルの熱量もメロディもブラック・ミュージックの魅力にあふれているが、それをインダストリアル・ロック系のおどろおどろしいサウンドに載せちゃうのが斬新。この化学反応が生み出すエネルギーは凄い。

4. Noga Erez – Off the Radar
イスラエル、テルアビブの女性アーティスト。iPhone XのCMにも使われたとか。日本でも放送されたのでしょうか。
ところで2017年はレディヘ、ニック・ケイヴがイスラエル公演を断行し、一方ロードは中止したことでも話題となりましたね。難しい問題ですが、デリケートな問題に片足を突っ込むからには批判があって当然でしょうし、この地域でライヴをしたいのならアーティストは公の立場で批判に応じる用意が必要なのかなと思います。

さて、本題の2018年リリースのアルバムの楽曲を紹介していきましょう!今年の音楽シーンも充実しそう!?
5. Tune-Yards – ABC 123
以前「tUnE-yArDs」の表記だった時は「何この字面、読めねえ…」と思ってたのですが、普通にチューン・ヤーズと読めたのですね!

6. Hop Along – How Simple
フィラデルフィアのインディ・バンド。メロディが今どきのポップ・ソング風な気がします。

7. Frankie Cosmos – Jesse
名門サブ・ポップに移籍して今年3月に新作をリリース予定。ほっこりインディ・ポップ。

8. Nap Eyes – Every Time the Feeling
カナダのバンド。ヴォーカルはダルハウジー大学の生化学の研究室で働いていたとか(今もそうなのかは分かりません)。3月の新作は Paradise of Bachelors、You’ve Changed、Jagjaguwarからリリース。レーベルが3つ絡んでるってややこしいね。

9. Dream Wife – Hey Heartbreaker
ロンドンの女性3人組バンド。NMEが推しているらしく今年のデビュー作のレヴューで満点をつけた。「Hey Heartbreaker!」のシャウトが「ヘイ、ハンバーガー!」にしか聞こえない。

10. Tom Misch ft. Loyle Carner – Water Baby
今年のサマソニ出演も決まったイギリスの新鋭コンポーザーTom Misch。これは凄く良い!すでにセルフ・リリースの作品がいくつかありますが、レコード契約を結んでのデビュー・アルバムが今年出る。2018年要注目、期待大の存在です。

11. Sunflower Bean – I Was a Fool
2016年サマソニで来日したNYのバンド。今年リリース予定のセカンド・アルバムのリード・トラック(昨年に先行公開された)。大きな音楽的成長を感じさせる。先日公開された新曲Crisis Festもそうですが、70年代ロックへの愛情のつまったアルバムになる予感。当記事のアイキャッチと冒頭の画像に使われているのは、このバンドのヴォーカルのジュリアさんで、モデル活動もしているそう。

12. Kali Uchis ft, Tyler, the Creator & Bootsy Collins – After the Storm
Tyler, the Creatorが好きなので選びました。

13. Unknown Mortal Orchestra – American Guilt
ヘヴィーなサイケ・チューン。これまでもメディアや同業者から高い評価を獲得している彼ら。新作もかなり期待できそう。

14. Ought – Disgraced in America
名門マージ・レコーズから。

15. Sunwatchers – Silent Boogie
インスト曲。サイケとジャズの音の大洪水と言いましょうか、分厚いサウンドがカッコイイですね。

16. Lucy Dacus – Addictions
レーベルは名門マタドール。。終盤までコーラス(サビ)を取っておくというダイナミックな構成を取りつつ、壮大になりすぎない流麗で美しいメロディは、心地よいカタルシスを与えてくれる。

最後に2018年に新曲を聴きたいアーティストから1曲!
17. Grimes – Kill V. Maim (2015)
こういうジャンル全く詳しくないのですが、グライムス凄く好きです。一曲にこれだけ沢山のメロディと音を詰め込んで破たんしないって凄い。一瞬たりとも緊張感を失わず、ゆるみがない。2015年の前作は各誌年間ベストでトップ5に選ばれまくっていたのは本当に納得。今年新作が出るらしい!

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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